ゼロから作るのが一番難しい・・・

パソコン教室のレッスンでは、まず各種機能の使い方を教え、習った機能を使ってお手本通りの文章なり表を作成するのがまずは基本。

何事も真似する事から始めるのが一番なので、最初のステップとしてこの手順を踏むことは良いとおもうのですが、このレッスンだけでは8割以上の人は自分自身で資料を作成する事ができない。

お手本には「字の大きさ」「フォント」「表のサイズ」「色使い」「全体の構成」などなど、細かな指示が出されてる。ただ、実際に何かしらの資料を作る際に、そのような細かな指示を出される事は１００％ない。たいていの場合は、「○○さん、××の資料作っておいて」「内容はこんな感じで」といった指示が出るくらい。

指示を受けたら、自分で構成を考え、文字の大きさを考え、色使いを考えて資料を作成しなければなならず、いくらワードやエクセルの機能を知っていても、それらを考えられなければ何の役にも立たないのである。

だからスタディPCネット大分高城校では、段階を踏んで自分自身で資料が作成できるようになることを目標にレッスンを進めるように気を付けている。完成例だけをみて資料を作ってもらったら、さらには自分自身で工夫をしてより見栄えの良い資料してもらったり、さらには自分自身で作成するものを決めて自由に作ってもらったりしている。実際問題、ゼロから何かを作るのが一番難しく、時間もかかるが、ここが出来る様になった人はレッスンで習っていない機能も自らどんどん覚えていってしまいます。