模範解答なんてないよ。

プログラミング教室スタディPCネット大分高城校|模範解答なんてないよ

スタディPCネット大分高城校では現在、車型のロボット”mBot”を使ったプログラミング教室に小学3年生~高校生までの子供たちが通っている。

 

この教室にまだ始めたばかりの子供たちは、基本的に先ずはお手本通りのプログラムを作成してもらい、思っていた通りの動きをしなかった時にプログラムの間違っている部分を探していき修正作業を行っていくのがレッスンの基本。このレッスンを通じて、論理的思考力や問題解決力を育んでいってもらうのが目的だ。

 

次にある程度教室に通い、プログラミングにも慣れてきた子供たちには教室独自のコースを提供し、そのコースをどの様に克服するのかを自分自身で考えてプログラムを作っていってもらう。

 

この自分自身でコースの克服方法を考えプログラムを作る段階に入ってくると、これまでお手本を見ながらプログラムを作っている段ではスイスイとプログラムを作成していた子供たちが急に出来なくなってしまうケースが多々出てくる。中には、どうしてよいのか答えを見いだせす「答えを教えて」と言ってくる生徒もいる。

 

この質問されたとき、私はいつも「模範解答なんてないよ」といつも答えている。

すると大多数の生徒は「え~」とか「うそ」と返してくるのだが、そんな時は「そもそも〇〇くんは、プログラムを作る前にロボットにどんな動きをさせれば今回の課題をクリア出来ると思っているの?」と答えている。

 

実際問題、プログラミングって命令を書く方にみんな注目しがちなんだけど、個人的には違うと思うんですよねぇ。

対象物をどう動かしたいか、どうしたら効率よく動くのかを先ずは考えるのが先決で、そこを想像(創造)出来るかどうかが一番大事なんじゃないかと。

だから答えは一つではないし、私が考えて何かしらの答えを提供したとしても、それがベストアンサーとは限らない。

自分で何が問題かを見出し、それをどうやったら解決できるのかを考え実践し、失敗したらまた修正して試してみる。いわゆる会社でよく言われているPDCA(Plan Do Check Action)を身につけることが一番プログラミング教育で大事だと思っているのですが、どうなんだろうか?

関連リンク:「ロボット・プログラミング教室