めんどくさいと思う事は大事な事だと思う

プログラミング教室スタディPCネット大分高城校|めんどくさいと思う事は大事な事だと思う

プログラミングという言葉を聞くと、なんだかアレルギー反応を起こして「難しい!」「自分には無縁!」「そんなの必要ない!」と思う方は多いのではないかと思う。

確かに、意味不目のコマンドが画面に羅列されているのを見ると、なんだか頭がクラクラする感じになってしまうのは分からないでもない。ただ、この様な反応を示す方の大半は、そもそもプログラミング(プログラム)の役目を理解していないのではないかと感じる時もある。

 

そもそもプログラムは、人間を楽にしてくれるためのもの。

同じ作業の繰り返しや煩雑な作業は、人間がやるとなるととても面倒だし、時にはミスもしてしまう。

パソコンが普及して様々な作業をコンピュータが代行してくれるようになったとは言え、それでもパソコンを使った面倒な作業はたくさん存在する。

この面倒な作業に対し、仕事だから我慢してまじめにやる人、面倒だから何とか楽してやり切る方法が無いかと考える人、面倒だからやらない人、果たしてどのタイプの人が仕事が出来る人と言えるだろうか?

「面倒だからやらない人」がダメなのは一目瞭然なのだが、問題は残りの2タイプの人。

傍から見ると「仕事だから我慢してまじめにやる人」は、一生懸命に仕事をしているように見えるし、実際に仕事に対してまじめに取り組んではいる。でも、同じような仕事をいつも同じような時間をかけてやり、いつも同じようなミスをしてしまいがちなのがこのタイプだ。

一方「面倒だから何とか楽してやり切る方法が無いかと考える人」は最初は考えている時間が長く、なんだか仕事をさぼっているように見えるかもしれない。最初の成果が出るのにも少し時間がかかってしまうかもしれない。だが、楽をするために余分な作業を削ったり、合理的な方法を考えたり、自動化できる方法を考えたりするので、ある所から急に仕事の成果が出るようになってくる。

この様な考え方そのものが、ある意味プログラミング的思考につながるものだと個人的には思っている。面倒だからやらないは論外だが、面倒だから楽してやる方法を考えるというものの先にプログラミング(プログラム)があると考えれば、プログラミングにアレルギー反応を示している人も少しは見方が変わると思うのだが、どうだろうか?

関連リンク:ロボット・プログラミング教室