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パソコン教室の役目

パソコン教室スタディPCネット大分高城校の人気コラム|パソコン教室の役目

4月1日に新元号「令和」が発表されたばかりだが、巷では新元号に切り替わる機会を利用した各種詐欺など既に出回っているらしい。

今朝のテレビでもやっていたが、銀行協会を名乗って「元号変更に伴いセキュリティの強化を行うため、暗証番号と共に通帳やキャッシュカードを送れ」といった趣旨の案内が届いたりしているらしい。

 

新元号絡みの手紙以外でも、詐欺メールが毎日のように届く人も多いのではないかと思う。

実際に私の個人メールにも、「1億円差し上げます」とか「アップルからのお知らせ」とか英語で「あなたのアカウントを乗っ取った」とか、毎日多くの詐欺メールがやってくる。

 

先日やってきた「アップルからのお知らせ」的な詐欺メールなんて、メール本文にリンゴのマークなんぞ入っているから自分も一瞬本物かと思ったが、よく見るとメールのアカウントが「apple」になってないし、内容なんて見に覚えないし、ネットで検索したら同内容のメールの報告が掲載されているしで詐欺メールである事が判断できた。

 

この手のメールに対しては、ある程度の知識や経験があれば「無視しておこう」と判断できるのだが、知識や経験のない人にとっては信じてしまい騙されるケースもあるのだろうと思っている。実際にスタディPCネット大分高城校に通っている生徒さんの中にも、「お金を振り込まないと・・・」といった内容のメールを受け取り心配されていた方がいらっしゃった。

 

インターネットが普及し、老若男女問わず誰もが手軽にメールやSNSを使う時代だが、逆に誰もが様々な悪徳商法や詐欺に狙われるようにもなった。理想は、このような悪人たちを根絶する事なのだろうが、現実問題としてそれは無理だと思う。どんなに法規制をかけようが、システムを見直そうが必ず抜け道はあるわけで、その事を踏まえたうえで対応していくしかないのが現実だと思う。

ただ、何も知らない人へいきなり「気を付けて下さいね」と言っても何をしてよいのか分からないと思うし、分からなくて当たり前だと思う。そんな人たちに対して、「町の小さなパソコン教室でも何か出来ないのか?」と最近よく考える。

ネット社会は上手く付き合えば便利な生活、快適な生活を提供してくれる。うまく付き合って誰もが危険を回避しながら、便利で快適な生活を享受できる術を教室から発信できれば良いなと・・・

「令和」という新時代を迎え、スタディPCネット大分高城校が地域にとって必要な教室となることを目指したいなと思ったのでした・・・。

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