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衰えゆく能力

パソコン教室スタディPCネット大分高城校の人気コラム|衰えゆく能力

スタディPCネット大分高城校は、今度の5月15日でオープンから丸2年となり3年目に突入する。

いろんな方々の支えもあり、なんとか3年目のスタートを無事に切れそうな状況にはあるが、正直に言ってこの2年間の教室運営は事業の面からみると反省せなばならない事ばかり。

お金の管理、教室の管理、戦略、日々の反省などなど・・・

パソコン教室という看板で商売をしているから、当然上記のような事を実施していくうえでのツールもスキルもあるわけだが、「個人事業主=誰からも文句を言われない」的な発想が潜在的に働き、結果的にはサボって何もせずに今日まで来たのが正直なところだ。

 

ただ、今年は勝負の3年目。

このままではダメだということで、技術者、技術部のマネージャ時代のスキルも活かして教室の事業分析、成長戦略、日々のフォローアップ体制の検討に先日から没頭している。

これらを行うにあたって、先にも述べたように当然パソコンスキルはあるし、経験もあるという事で、頭の中にある構想を見える化する事はさして負荷のかかる仕事ではなかろうという感覚で作業に取り組み始めたのだが、これがなんとも遅々として進まない。

エクセルの個々の機能は知っていても、それらを上手く組合わせてデータや資料を仕上げていく作業に時間を要してしまう。パワーポイントの資料を作っても、なかなかまとまりにかけてしまい何度も作り直してしまう。

結果的に、大した戦略資料でもないのに、まとめ上げるのに1週間もかかってしまった。

 

今回の作業を通じて感じたのは、結局のところノコギリや金槌を使えても家は建てられないということ。

道具の使い方はもちろん大事だが、それらを組合わせて実践で活用する訓練を日々しておかないと無駄なスキルとなってしまうし、備わっていた能力も衰えていってしまう事を痛感した。

3年目を前に、生徒さんにより実践で役に立つスキルを身に付けてもらうためにも、自らが日々訓練をしておかないといけないなぁと思った今日この頃でした。

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