何となくではなく考えながら動く

プログラミング教室スタディPCネット大分高城校|何となくではなく考えながら動く

スタディPCネット大分高城校は、基本パソコン教室なので当然ワードやエクセルなどオフィス製品の使い方、活用方法なども生徒さんに教えている。

 

パソコン教室で特にエクセルを学ばれている生徒さんを見ていると、関数が苦手な人と、そうでない人がいらっしゃる。

関数が苦手な人に共通しているのは、関数の使用方法を教科書に載っているとおりに丸暗記しようとしている人が多いと最近感じ始めた。

 

具体的に言うと、AVERAGEIFと関数がある。この関数は、条件にあったものだけの平均を算出する関数なので、例えば学校で生徒毎のテストの点数をまとめている表に対して、男女別の平均点数を出す場合などに使用する。

この作業を例えば人間が計算機片手に人力で算出しようとすると、表中の「男」or「女」の情報が記載されている欄を見ながら、「男」と書かれている人の点数と「女」と書かれている人の点数を分けて集計し、それぞれの平均値を算出する事になる。要は、男女別の平均を出すためには、「男」or「女」の情報が記載されている部分と、各人の点数が書かれている部分、それから「男」or「女」どちらの集計をするのかという情報がないと集計が出来ないわけだ。

この情報は当然AVERAGEIF関数を使う際にもエクセルにインプットしてあげる必要があるわけだが、このインプットすべき情報がAVERAGEIFという関数を目の当たりにすると分からなくなってしまう方が多い。結果として、教科書に記載されているとおりにデータ範囲を選択し、その場は答えが出てくるのだが、問題が少し変わってしまうと途端にAVERAGEIF関数が使えなくなってしまう。

基本的にエクセルは人間が言われたとおりに計算をするだけなので、人間がどのようなステップを踏んで答えを密引き出しているのかを整理し表現出来ないと正しい答えを導き出してはくれない。このステップを踏んで答えを引き出す手順を整理する事とこそプログラミング的思考であり、この思考力がないと仕事で日常的に使用しているエクセルも上手く使いこなすことが出来ないのではないかと考えている。

 

上記のような事例を鑑みると、たとえITエンジニアを目指さなくても、やはりプログラミング教育は必要ではないかと考えている。何となくになにかをするのではなく、日ごろから考えながら自分が行動する癖を付ける意味でも子供だけでなく大人もプログラミングを体験する事は良いこと。スタディPCネット大分高城校では、子供向けのロボット教室以外にも大人向けのプログラミング教室も随時体験会を行っているので、ぜひ一度参加して体験してもらいたいと思っている。

 

大人向けプログラミング教室は、下記フォームよりお問合せ下さい。