コラム · 2019/05/09

付加価値で勝負！

スタディＰＣネット大分高城校では、パソコン本体やプリンターなどの周辺機器の販売を行っている。

ただ販売しているといっても、大手量販店の様な品ぞろえは出来ないし、在庫も小さな教室から大きなリスクになるので持っていない。

そんな感じのパソコン販売なので、月に1台パソコンが売れれば良い方で、０台の月も珍しくない。今までの最高でも、3台が最高記録だ。

そんなパソコン販売なのだが、今月に入ってからは既に4台の注文も頂いている。先月末にも2台注文を頂いたので、3週間ほどで6台もパソコンの注文が入った。しかも購入して頂いたのは、当校の生徒さん以外のものが半分を占めている。

正直なところパソコンの価格については、量販店と比較して圧倒的に安いわけではない（中には少し高いものもある）。パソコン販売店としての信頼度に至っては、そりゃ量販店の方があるに決まっている。

先日パソコンを購入してくれたお客さん曰く、「大きいところで買っても設定だなんだで別にお金取られるし、ちょっと分からにところを聞こうにも聞けないし」との事。さらに、「結果的には、こちらで買った方が安くなるし、パソコンが良く分からない者からすると、気軽に質問出来るところで買った方がいいんよ」と仰って下さった。パソコン購入後の質問は実はタダではなく、原則1時間で1600円頂いているのだが、それでもうちの教室の方が気楽に来れてよいとの事。

基本的に、購入者のセットアップ費用サービス、購入後のサポートなどのサービスは、普通にパソコンを売るだけでは売れないと思って採用したサービスなのだが、お客さんはそのサービスを付加価値として認識してされるものになっていたことは嬉しい。

小さな事業所では大きなところとまともにやりあうと一発ノックアウトをくらうが、小さなところだから出来る事で勝負すれば勝ち目があるのだと感じた。この他にない自分が出来る付加価値を考えて勝負するということは、どんな事柄にも通じる事だと改めて考えたのでした・・・。