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いろいろな読書方法

パソコン教室スタディPCネット大分高城校の人気コラム|いろいろ読書方法

先週の木曜日(5/23)は、本コラムのコーナーをさぼってしまいました(反省中)。そんなわけで、先週木曜日分という事で、本日コラムコーナーをアップさせて頂きたいと思います。

 

今回は、読書に関する私見を少々記させて頂きたいと思います。

IT技術の発展に伴って、読書のやり方もあいろいろな方法が出てきました。紙に印刷されたものを見るだけではなく、スマホやタブレット、パソコンを使って電子書籍といった形で読書をされている方も多いのではないかと思います。

さらに最近では、オーディオブックなんてものも登場してきて、字を読み拾わなくともアプリが文字を読み上げてくれて、通勤途中や何か他の事をしながらでも読書(?)が出来るようになりました。

形はどうであれ、いつでもどこでも手軽に本に触れることが出来る環境が整っていくことは良いことだと思います。

 

ただ個人的には、まだまだ活字を時分の目で拾いながら読書を行うという行為が、結果的には一番効果の高い読書方法ではないかとも思っています。

まず、活字を目で拾いながら読書をするという事は、目で見た文字を認識し、文字の読み方を頭のなかで検索したのち、その文字を音声に変換する必要が出てきます。この行為は、オーディオブックではアプリが代わりに行うため、人間は音声を認識したのちの行為(音声の意味を理解する)しか行いません。

また、スマホやタブレットを介した読書では、たくさんの本を大量に持ち歩くことが出来るので携帯にはとても向いていますし、活字の表示を自由に大きくしたり出来るので老眼などの症状が出ている方には楽に読書が出来るといったメリットもありますが、アプリを開かない限り購入した本を見かける事はありません。それに対し紙の本であれば、本棚に本が並べてあればふとした時に本が目に入り、その本の事を思い出し改めて読み直してみるといったこともあります。

 

読書の方法が多様化すること自体は良いことだと思いますし、それぞれがそれぞれの場面で最適な方法で読書をすれば良いと思っていますが、昔ながらの紙に印刷された本を読むという行為にしかない部分も忘れてはならないと思うのですが、皆さんはどう思われますか?

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