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やってみるから楽しいのだと思います

パソコン教室スタディpcネット大分高城校の人気コラム|やってみるから楽しいのだと思います

8月28日(水)は、パソコン教室スタディPCネット大分高城校としては初の企画。8月19日のブログ「なにゆえワードでTシャツのデザインをするのか?」でも触れた「Word(ワード)でオリジナルTシャツを作ろう!」を開催しました。

 

今回の企画の目的は、パソコン初心者でもパソコンを使って楽しいことが出来るということを知ってもらうこと。

パソコンと聞いて初心者の方々の多くが先ず頭に浮かぶのは、ワードやエクセルを使った文章や見積書などの書類を作るといった作業。

あとは、ネットショッピングくらいのイメージ・・・

 

もちろん間違っていないし、ワードやエクセルの機能を覚えることで町内会の案内を作ったり、家計簿をパソコンで作ったりと日常生活で活用する場面も出てくるとは思います。

 

でも、それだけだとパソコンを趣味として始めるには物足りないし、続けられない(その結果、パソコンから遠ざかってしまうことも)。

かと言って初心者の方に、「パソコンを使えば服のデザインなんかも出来るし、それ以外にもいろんなものを作ったり出来るんですよ」なんて言っても、「それするには高度なソフトを使って高度な事をしないと出来ないから自分にはムリ」といった回答が大半。

 

そんな背景もあり、初心者の方々の大半が最初に取り組むワードを少し使えればTシャツのデザインなんかも出来るというのを知ってもらおうと思って企画したのが今回の「Word(ワード)でオリジナルTシャツを作ろう!」だったわけです。

 

ただ、実際に今回の企画を実施するあたって、参加して頂いた方々が楽しんでもらえるのかという不安は大きかった。

あまりにもデザインする作業が難しくなってしまうと「難しい」という印象が先行してしまう可能性があるし、だからと言ってあまりにも簡単な操作だけでデザインをしても仕上がったものが良く見えなくなってしまうし・・・

結局のところ、ワードアートでの文字作成とちょっとした装飾、画像1枚の挿入をやろうくらいしか思いつかぬまま当日を迎えてしまった。

 

「はたして、こんな状態で参加してくれた人たちは楽しんでくれるのか!?」

そんな不安をかかえたままスタートした企画だったが、蓋を開けてみれば予想以上の盛り上がり。

ワードアートで自分の名前を入れてもらい、色の変更、輪郭の変更、影つけ、面取りなどを実践してもらっていたら、「先生、こんなんは出来んのかな?」とか、「もうちょっとこうしたい」とか要望が次々に出て来て、結果的にはこちらが「この程度の操作でまとめよう」と思っていた範囲を大きく超えたものが出来上がる結果となった。

 

さらに参加いただいた方からは、「どんなふうにやるのか分からんで参加したけど、これおもしろいなぁ」、「他にも作ってみたいから、またこの講座やって」なんてお言葉も頂くという嬉しい結末に。

 

今回の講座を終え、今回参加いただいた方々の様子を思い浮かべながら考えたのですが、参加してくださった方々が楽しんでくれたのは、先ずはどんなものかハッキリは分からないけど、やらないと分からないのでとりあえず参加してみたということ。

そして、とりあえず参加してやってみたから楽しいということを体感できたんではないかと思っています。

 

新しいこと、知らないことをするってけっこう勇気のいることですが、やってみないと楽しいか楽しくないかなんて分からないと思うんですよね。

またやってみようと思う気持ちは、きっと普通の事も楽しくしてくれると思うんですけど、どうですか?

「やってみるから楽しい」という気持ちでいろんなことにチャレンジすれば、きっといろんな楽しいことに巡り合える。教室に来てくれた人たちみんながそんな気持ちになれる教室を目指して、私自身もいろんな事をやっていってみようと思っている今日この頃です。

 

関連リンク:「なにゆえワードでTシャツのデザインをするのか?」「コラム