
先週のパソコン教室スタディPCネット大分高城校のワード上達ワンポイントでは、「ワードの図形は配置機能で揃えよう!」と題して複数の図形を縦一直線に揃える「左右中央揃え」についてご紹介しました。
ワードには、この「左右中央揃え」以外にも複数の図形の位置を揃える様々な機能が用意されていますので、今週はこれらの機能についてご紹介したいと思います。
対象図形を選択して、【配置】ボタンを選択するまでの過程は「ワードの図形は配置機能で揃えよう!」を参照し行います。
【配置】ボタンをクリックするとメニューが表示され、そこに「左揃え」「左右中央揃え」「右揃え」「上揃え」「上下中央揃え」「下揃え」と表示されますが、それぞれで図形の揃え方が異るので注意が必要です。
また、各揃えのモードを選択するまえに、メニュー内の【選択したオブジェクトに揃える】のところにチェックが入っているのかを確認しておいたください。ここにチェックが入っていないと、図形は用紙や余白を基準に位置揃えを行うため、思ったように図形を配置してくれません。
どの様な形で揃えられるのかについては、下記図を参照して頂ければご理解頂けると思いますが、右、左、上、下の各揃えについては選択された図形の中で「右揃え」なら一番右側に位置する図形の右側、「上揃え」なら一番上に位置する図形の上側を基準といった感じで図形が揃えられます。
上下、左右の中央揃えについては、選択された図形の上下もしくは左右の中心位置を基準に図形が揃えられていきます。
各揃えのモードを組合わせて活用すると、複数の図形の中心をきちんと合わせたりすることが可能になるので、うまく活用するとワードの図形を使った様々なデザインを簡単に行えるようになります。
関連リンク:「ワードの図形は配置機能で揃えよう!」「ワードで図形を描いたらグループ化をしておこう」
「ワードで文字列の後ろに図形を配置する方法」「ワードで図形の重なり順を変更する」

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