
今回のスタディPCネット大分高城校のエクセル上達ワンポイントは、テーブルのフィルター機能を使って特定の文字を含むデータのみを抽出する方法をご紹介いたします。
前回、「エクセルでフィルター機能を使いこなしてデキル人になる2」と題して、日付をキーにデータ抽出を行う方法をご紹介しましたが、文字をキーにしても同じようにデータ抽出を行うことが出来ます。
特定のキーワードでデータを選別して集計したりする際に便利な機能ですので、ぜひ覚えておいてください。
では、さっそく・・・
今回は、商品の納品先に「高城」と「熊本」と記載されているデータを抽出する例を使って操作の説明を行います。
また、表データを事前にテーブル化する方法については、「エクセルでデータをまとめたらテーブル化しよう!」を参照してください。今回の説明では、データがテーブル化されていることを前提に説明を行います。
まずは、納品先データが入っている列の見出しセル右下にある【▼】をクリックしパネルを表示させます。
表示されたパネルから、【テキストフィルター】にマウスを合わせ【指定の値を含む】を選択すると【オートフィルターオプション】のウィンドウが表示されるので、データを抽出する条件を入力します。
この時、ウィンドウ中央付近に【AND】と【OR】のチェック欄がありますが、今回の例の場合は「高城」もしくは「熊本」のいずれかの文字が含まれているものを抽出するので【OR】の方にチェックを入れます(【AND】にチェックを入れると「高城」と「熊本」両方の文字が含まれているデータを抽出すます)。
データ抽出条件を入力したら、【OK】を押せば作業は完了。納品先に「高城」もしくは「熊本」の文字が含まれたデータのみが抽出されます。
とっても便利な機能なので、ぜひ活用してみてくださいね!
【関連リンク】
「エクセルでフィルター機能を使いこなしてデキル人になる2」「エクセルでフィルター機能を使いこなしてデキル人になる1」「エクセルのテーブル化でラクラクデータの並べ替え」「エクセルはテーブル化しておけば集計も簡単です」「エクセルでデータをまとめたらテーブル化しよう!」「エクセル上達ワンポイント」

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