コマ回しロボットでプログラミングを学ぶ

コマ回しロボット「ベイスピナー」製作写真

11月のヒューマンアカデミーのロボット教室ベーシックコースの課題ロボットは、コマ回しロボット「ベイスピナー」。

 

子どものころ、紐でコマを巻いて回していた世代の私にとっては、コマをロボット使って回すなんてちょっと横着な気もしなくもありませんが、形はどうあれコマ回しは楽しいもの。

完成した「ベイスピナー」の改造とコマ回し大会は、いつものロボット教室以上に盛り上がりを見せています。

 

この「ベイスピナー」の本体、コマにより多くの回転を与えるためにギア比について学びます。

また、実際に回転させるコマに関しては、より安定してコマを回転させるために重心の位置が重要である事を学んでいきます。

 

より長く、より強く回るコマを目指して子どもたちはコマの改造に励むわけですが、正直なところ最初はその姿形にこだわるためになかなかうまくコマが回っていきません。

 

そこで教室でやるのは、あらかじめ私が改造して作っておいたコマとの違いを観察すること。

違いを見つけ、ココがポイントかなと感じた部分を自分のコマ改造に取り入れ、実際に回して確認。上手くいかなかったら、また見本を観察したり原因を考えて改造し、チェック・・・

このような作業を繰り返すことで、子どもたちは重心の大切さを自然に覚えていくようになってきます。

 

このプロセスって、実はプログラミング教育の最も大切なところだと個人的には思っています。

答えを教えるのは簡単ですが、それでは子どもたちが考えることをしなくなります。また、教えられるのはあくまでも自分の知見の範囲内のことだけなので、子どもたちの自由な発想や奇抜なアイデアを封じてしまうことになってしまいます。

 

プログラミング教育って、残念ながら未だコンピュータを使って何かしらのプログラムを書くことだけをイメージされている方がたくさんいらっしゃいますが、本質は違うところにあります。

自ら考え新しいものを作る力、困難な問題に対しても論理的に考え問題を解決する力を育んでいくことが最も重要なことであると思いながら、スタディPCネット大分高城校ではロボット教室やプログラミング教室を開講しています。


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