
今回からしばらくの間、スタディPCネット大分高城校のエクセル上達ワンポイントでは、データ抽出をする際に必要不可欠な関数「VLOOKUP」関数をご紹介していきたいと思います。
売上げリストや顧客リストに記載された商品コードや顧客コードをもとに、別の表に記載された情報を紐づけしてリスト中に転記したい場合、いちいちその情報が記載された表を見ながら情報を手入力なんかしていませんか?
この様な手入力作業は手間と時間がかかるだけではなく、人手に頼ることで記載ミスを犯してしまう危険性が大。
この様な作業を行いたいときは、エクセルの「VLOOKUP」関数を使ってあげることで、作業時間の削減とミスの抑制を図ることが出来ます。
「VLOOKUP」関数のご紹介1回目となる今回は、この関数の働きと書式についてご紹介したいと思います。
そもそも「VLOOKUP」関数はなんなのかというと、「検索したい値に一致するデータを一覧表から検索し、該当するデータを取出すための関数」です。
下図の商品コードが記載されているリストを参考に具体的に説明をすると、リスト中に記載された商品コードをキーに、別の表に記載されている商品名や卸値などの情報を検索しリスト中に表示してくれるのが「VLOOKUP」関数の働きとなります。
「VLOOKUP」関数の書式は下記のようになっていて、情報を取出すために必要なキー、取出したい情報が記載されている表の範囲、情報が入っている場所(列番号)、検索の方法を引数として与えることで、上述のような働きをしてくれます。
【VLOOKUP関数の書式】:=VLOOKUP(検索値、範囲、列番号、検索方法)
上記働き、書式をご理解いただいたところで、次回より例題を参考に「VLOOKUP」関数を実際に使う方法をご紹介したいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。
【関連リンク】:「エクセル上達ワンポイント」

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