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賢い社長の正しいホームページ活用術

賢い社長の正しいホームページ活用術


ホームページ制作の話しを聞いて・・・

 2020年8月17日に発表された、日本の実質国内総生産(GDP、4~6月期)は1~3月期から年率換算で27.8%減少し、戦後最悪のマイナス成長となっています。

 GDPが落ち込んだ原因は、言わずもがな新型コロナウィルスの感染拡大に伴う消費をはじめとした幅広い経済活動が停滞したこと。

 

 新型コロナウィルスの終息が見通せない中、多くの中小企業、個人事業主にとっては厳しい状況となっていますが、この状況を逆にチャンスと捉えて最近活動が活発になっている業界も存在しています。

 

 一つ例をあげると、それはホームページの制作や管理を行う会社。実際、スタディPCネット大分高城校にも6、7月だけでホームページ制作会社から3、4件の営業電話がかかってきました。

 もちろん当校は自前でホームページを制作していますし、依頼を受けて他社のホームページも制作したりなんかしていますから最終的に契約をするようなことは基本ありませんが、ひとまずお話しの方は勉強のため聞いたりします。

 

 そして、何社かのホームページ制作会社さんのお話しを聞いたあと、私が素直に思ったのは主に以下の三点でした。

  1. ホームページの制作費が高い(内容によりますが、当校の場合凡そ30~200万円前後の金額提示でした)
  2. ホームページの制作期間が長い(納品までに最低3ヶ月以上かかる)
  3. 結局、ホームページ運営に人手が必要(日々の更新作業などは結局のところ自社内で対応するしかない)

 私が素直に思った上記3点に関して、少し詳しく述べていきたいと思います。

 


1.ホームページの制作費が高い

 自社のホームページ制作を検討したことがある方であれば、「ホームページ制作に数十万~数百万円かかる」といった話しを耳にしたことがあるかと思います。

 この金額だけを聞くと「高いなぁ」と思われる方が多いかと思いますが、だからと言ってホームページの制作会社が不当な金額を請求しているとは私自身思ってはいません。

 

 実際問題、ホームページを一から制作しようとすると、ホームページのコンセプトをまとめたり、ページ全体のイメージを作成したり修整したり、様々な機能を個別に盛り込んだり、各種SEO対策を盛り込んだりと様々な作業が必要となってくるため、人手が多くかかってしまいます。

 

 制作に関わる人手が増えれば、その分人件費が必要となるため、当然のことながら制作費用は高くなってきます。

 例えば、3人の人が関わって3か月間制作に要するホームページの制作費が100万円だったとすると、制作に関わった人1人当たりの売り上げは100万円を3人で割って33万円程となります。1人当たり3か月を要して33万円の売上げしかないとすると、1人当たり月にすると11万円程しか売上げをあげていないという事になります。

 実際には、直接ホームページ制作に関わった人だけでなく、営業や総務の人の給料、社長の給料、家賃などの各種会社の固定費なども必要になってくるわけですから、1人が月に11万円しか売上げていないとなれば会社としては実際は成り立たないと思います。

 

 実働としては複数のプロジェクトを同時並行で行っている場合が殆どだと思いますので、上記のように1人あたり月に11万円しか売上げていないなんてことはないかと思いますが、100万円という売上げに携わっている人、必要な経費などを考えればホームページ制作会社が不当な金額を請求しているとは言えないと思っています。

 

 ただ、翻ってホームページ制作を依頼する側の中小企業、個人授業主の立場に立ってみると、100万円という金額は大きな負担となります。

 もちろん、100万円をかけてもホームページが100万円以上の利益を稼いでくれるのであれば投資対効果でお金をかけることもありかとは思いますが、このあとで述べるようにホームページは完成したらあとは何もしなくても働いてくれるというものではありません。

 実はある程度手をかけて、ホームページそのものを成長させるためのたの作業を継続していく必要が必要不可欠なのですが、残念ながら高い制作費を払ってホームページを制作したのに更新されることもなく放置されたままになっているという例が多く存在しています。


2.ホームページの制作期間が長い

ホームページ制作スケジュールイメージ画像

 自社のホームページを1から作ろとした場合には、以下のようなステップ踏みながらホームページ制作を進めていきます。

  1. 事前打ち合わせを行い、ホームページを制作する企業やお店の情報整理、企業理念やコンセプトの整合、掲載内容の確認などを行う。
  2. 事前打ち合わせの結果をもとに、ホームページのイメージ制作、掲載内容の擦り合わせ、盛り込む機能の確認を行う。
  3. 上記内容をもとに、ホームページの制作作業を開始。各ポイントで内容確認を行いながら、デザインの変更や機能の確認などを実施。必要に応じて、ロゴ作成やホームページに掲載するための写真撮影、画像作成などを実施。
  4. 最終チェックを行い、依頼主側の了解が得られた時点で納品。

並行して作業を行ったり、場合によっては前後する作業もありますが、大まかなホームページ制作の流れは上記のような感じかになります。

 

 ここで問題になってくるのが、ホームページ全体のイメージやデザインの制作、依頼主のリクエストに従い盛り込んでいく各種機能の部分になってきます。

 

 どういうことかと言うと、まず依頼主となる多くの中小企業、個人事業主の責任者がホームページ制作の素人であるということ。他社のホームページを見て、「うちもこんなことがやりたい」、「こんなイメージのホームページを作りたい」といった希望はもちろん皆さんお持ちですが、細かなところまで指示できるほどの知識がある方はそんなには多くありません。また、ホームページのデザインや機能を決めることを本業としていない方に対して、「どんなデザインが良いですか?」とか、「どんな機能を盛り込みましょうか?」などと制作会社が質問を投げかけても、正直なところ本業で忙しい中、それらの質問に答えるために多くの時間を割ける方は殆どいないのが実情です。

 また、全てとは言いませんが、ホームページ制作会社の中には、「なんでもおしゃって下されば、おっしゃっていただいたとおりにホームページを制作いたします」と言った感じで話ししてくる会社もあります。一見、なんでもリクエストに応えてくれる良い会社のようにも感じられますが、このような形でアプローチする会社の場合、ページの配色、ボタンの位置、予約フォームの形などなど、細部まで指示をしないとホームページ制作が一切進まなくなってしまいます。

 

 上記は特にホームページ制作の期間が長くなる場合の原因について説明をしていますが、上記のような問題がない場合でもホームページを1から制作するためには、依頼主と制作会社間で何度もやり取りをする必要があります。

 また、制作途中でいろんなことが出来ることが分かってくると、人は欲張りなので「あれも入れておこう、これも入れておこう」ともなってしまい、結果的に制作日数が延びてしまうといったケースもあります。

 その結果、早いところで3か月程度、場合によっては6か月程度の制作期間を設けないとホームページ制作が完了しないといった事態になってしまうのです。


3.結局ホームページの運営に人手が必要

 ホームページを制作する目的は、「会社のことを知ってもらいたい!」、「ホームページからの問い合わせを増やしたい!」、「ネット販売を自前でやってみたい!」など様々ですが、どのような目的であろうとも誰もホームページを見てくれなければ、その目的を達成することはありません。

 

 目的を達成する第一歩は、とにかくホームページを出来るだけ多くの人に見てもらうことです。

 

 ホームページ制作を依頼する際、「うちはSEO対策もやってますから」といった文句を聞いたことはありませんか?

 SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、要はホームページを見つける際に使われるグーグルなどの検索エンジンが見つけやすいようにホームページを最適化するということなのですが、この対策をホームページ制作時に実施しているからといって、自社のホームーページが検索するとすぐに出てくるといったわけではありません。

 

 検索エンジンが検索する際の詳しいアルゴリズムについては公開されていないため分かりませんが、確実に言えることは「情報が古いものは検索順位が下がる」ということと、「情報量が少ないものは検索に引っかかり難いということ」。

 

 ホームページの情報を古くしないためには、ホームページを適時更新していく作業が必要になります。また、ホームページの情報量を増やしていくためには、ブログなどを定期的に書いて情報量を増やしていく必要があります。

 つまり、ホームページを制作した後も、ホームページを運営していくことが必要になってくるわけですが、特に中小企業や個人事業主の場合には日々の業務が忙しく、なかなかホームページ更新のためにリソースを割くことが厳しいのが現実です。

 

 ホームページ制作会社の方でも、管理サービス有料で請け負っているといった感じで売り込みをしているところもありますが、実態は操作上不明な点があった場合のサポートや一部の画像入れ替えを「月に1、2度程度であれば承ります」といった感じとなっているためめ、実際のホームページ更新作業は自社内で行うしかないというのが実情。結果的に、ホームページをきちんと運営していくには人手が必要ということになってしまいます。 


小さな会社でホームページを活用するには、

賢い社長の正しいホームページ活用術画像

 ここまで、中小企業、個人事業主のホームページ制作について少しネガティブな感じで記してきましたが、私自身ホームページ制作は無意味だとは決して思っていませんし、会社のサイズに関わらずホームページは情報発信の場として、営業マンとして活用するために可能であれば制作し、うまく運用していくべきだと思っています。

 

 ただ、制作費に100万円、制作や日々の管理にそれなりにリソースを割く必要があるとなると、小さな会社にとっては大きな負担となってしまい、場合によっては本業へ悪影響を及ぼしてしまう可能性さえあります。

 

 そう考えると、会社の規模によってはやはりホームページを制作し活用していくことは難しいのでしょうか?

 

 いえ、そんなことはありません!

 

 スタディPCネット大分高城校では、中小企業・個人授業主向けに特化したホームページの制作・管理サービスをスタートし、中小企業・個人事業主の方がコストを抑えつつも最大限の効果を発揮するホームページを提供しています。

 

 制作費用は、税別3万円~、月々の管理・運営費は税別1万円~。

 

 しかも、管理・運営費にはホームページの更新作業代行費用なども含まれているので、依頼主さんは適時ホームページにアップしたい情報をスタディPCネット大分高城校に送るだけで何もしなくてOKなんです。

 

 ホームページの制作期間も、テンプレート型の制作ツールを採用することで、最短3日で完成(条件により日数は変動します)。テンプレート型でもブログや動画の貼り付けはもちろんのこと、ネットショップの構築も行うことができます(ネットショップ構築には別途追加料金が必要です)。

 

 お金をかけない、時間もかけない、人でもかけない、でも最大限の効果を得る!

 これぞ「賢い社長の正しいホームページ活用術!」

 

 スタディPCネット大分高城校では、ホームページの制作・管理を通して、中小企業や個人事業主のお役に立てればと思っています。

  

 あっ、最後に一つだけ言い忘れました・・・

 

 スタディPCネット大分高城校のホームページ制作&管理サービスには定数があり、その数を超えると申し訳ないのですが、しばらくの間は新規のお客様を受けないことにしています。

 

 収益を上げるという意味では多くのお客様を獲得したいところではありますが、数だけを追ってしまうとお客様との関係が希薄になってしまい、管理サービスとして提供するページやブログの内容も希薄なものになってしまう可能性があるというのが理由です。

 

 このため、大変申し訳ありませんが当面の契約定数は30までとさせて頂きます。このサービスを本格的に展開し始めたのは、今年の6月からですが、すでに4社がご契約、もしくは契約に向け打ち合わせ中となっているため、残りは26社までとなります。

 

 定数になりしだい新規募集をいったん終了させていただきますので、興味のある中小企業・個人事業主の方は、お早めにお問合せ下さい。


スタディPCネット大分高城校

〒870-0135 大分市仲西町1-1-24 第1森和ビル1F

  TEL:097-576-7737

  Mail:studypc-ot@san.bbiq.jp

  • 営業時間 ・・・ 月~金:10時~20時、土・日祝:10時~17時(不定休)
  • 駐車場  ・・・ 5台(教室前 2台、ベスト電器高城店側 3台)