氏名や住所を入力するセルに設定すると便利!
入力規則の設定でエクセルでの作業ミスを減らして業務効率をアップしよう!

おそらく、さまざまな職場で一番使われているオフィスアプリ「エクセル(Excel)」。
一番使っているということは、エクセルでの作業ミスを無くし作業を効率化することが出来れば、業務効率の改善に大きく寄与するということ。
これまで紹介してきたエクセルの入力規則設定は、入力時のミスを防止してくれる機能なので、ぜひいろんな場面で活用してくださいね。
そんなわけで今週も、入力規則の設定に関する機能をご紹介したいと思います。
エクセルに住所や名前を入れてもらう場合、日本では基本日本語で入力ですよね。
エクセルのデータそのものは半角英数字入力で、氏名欄や住所欄は日本語入力をしなくてはいけないのに、うっかり日本語入力に切替するの忘れていてローマ字状態で入力してしまったなんて経験はありませんか?
今回ご紹介する入力規則設定を設定しておくと、上述のようなミスを防いで、無駄な入力作業や修正作業を行う必要がなくなるので、ぜひ活用してみてください。
①設定対象のセルを選択したら【データ】タブ→【データの入力規則】

まずは、日本語入力に自動で切り替えるセルを選択し、以下の操作を行います。
- 【データ】タブをクリック。
- 【データの入力規則】ボタンをクリック。
- すると【データの入力規則】ダイアログボックスが表示されます。
②【日本語入力】タブ→【日本語入力】をオン

- 【データの入力規則】ダイアログボックスが開いたら、【日本語入力】タブをクリックします。
- タブが切替わったら、【日本語入力】の【▼】をクリックし、表示された一覧から【オン】をクリックして選択します。
- 最後に【OK】をクリックします。
③対象セルで日本語入力に切替わるのかを確認

②までの作業で設定は完了ですが、設定が正しく行われているのかを以下の手順で確認します。
- まずは、日本語入力設定を行っていないセルを選択し、入力モードが日本語入力になっていない(半角英数字モード)ことを確認します。
- 次に、日本語入力設定を行ったセルを選択し、入力モードが日本語入力に切替わることを確認します。
- 再び日本語入力設定を行っていないセルを選択し、入力モードが半角英数字モードに切り替わることを確認します。
日本語入力モードに自動で切り替えるための設定はさほど難しくないので、ぜひ活用してみてください。
私のパソコンでは、本設定を実施した直後に確認作業を行ったところ、切り替えがうまくいかない現象が発生しました。
このような現象が発生した場合には、一旦、対象のファイルを保存して閉じた後、再度開きなおすと正常に入力モードの切り替えが行われるようになります。
「ちゃんと設定したのにうまくいかない・・・」という人は、上記の方法を試してみてください。
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