
パソコン教室スタディPCネット大分高城校を立ち上げたのは、2年余り前のこと。
開講から数か月が過ぎても生徒さんの数は思ったほど伸びていなかった。
特に「キッズパソコン教室」なんて銘打って売り出していた、子供向けのパソコン教室は受講者ゼロ。
たしかに、「キッズパソコン教室」なんて今一つ何をやるのかよく分からないし、そもそも子どもたちに「オモシロい!」と思ってもらえるようなネーミングでもない。
「どうしたら子どもの集客を出来るのか?」と悩んでいた時期に、偶然その存在を知り、採用に至ったのがヒューマンアカデミーのロボット教室だった。
開講当初、この教室の対象年齢の設定は小学2年生以上。
たしかに、それなりにテキストを読めないとロボットは作れないし、ブロックを付けたりはめたりするのにも力がいる。
そもそも、スタートコースにあたる「プライマリーコース」でさえも複数のギアを組合わせてロボットを組んでいく必要があることから、「小学1年生、ましてや小学校に上がる前の子どもがロボット教室に通うなんてムリだ」と当時は思っていた。
ただ、正直なところ教室としては当時一人でも多くの生徒さんに来て欲しいという思いもあり、そんな中「1年生や年長さんでも出来ますか?」といった問い合わせも何件か入ったりしたりもありで、ロボット教室を開講してから約半年後に年長さんや小学1年生の生徒さんを受け入れることとした。
年長さん、小学1年生の生徒がやって来た初日。
こちらとしては受け入れたのはよいものの、果てしてロボットが組めるのだろうかという不安でいっぱいの状態。
とは言え、とりあえず時価内にロボットの形に仕上げておかないと、子どもたちを預けている親御さんにとっても不安なスタートになってしまう。
文字を読むこともままならない子どもたちに対し、どうしたものかと思いながらロボット教室。
とりあえず、子どもたちの間を行ったり来たりしながらブロックの探し方、テキストの見方なんかを教えて、汗だくになりながら子供たちの作業をチェックしていた。
そんなことをしながら、30分程過ぎたとき・・・
いつの間にやら子どもたちの部品を探すスピード、ロボット製作のペースが速まっている。
自分でテキストを見ながら、どんどんロボットを組み上げていっている。
結果的にレッスン後半は、ブロックがうまくはまらなかったときにお手伝いくらいでレッスンは終了してしまいました。
「小学1年生以下の子どもたちにはロボット教室はムリだ!」と思ってスタートしたこの日のレッスンを終え、私は気がつきました。
この考えには自分の固定概念にもとづくものであり、実は根拠が全くなかった事に。
大人たちは自分自身の経験と判断基準にもとづき、「ロボット教室は難しいから、ある程度の年齢でないと出来ない」という思い込みが私も含めてあります。
でも子どもたちは経験がない分、固定概念もなく当たらしいことを受入れながら創造力を働かせロボット製作を楽しみます。もちろん、間違うこともたくさんあるし、うまくいかないこともたくさんあることは事実ですが、その間違いや失敗を経験することでもの凄いスピードで成長していきます。
結局のところ、子どもたちがなにかをしようとしている時に、出来ないと思っているのは大人だけなんだと思ったある日の出来事です。
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関連リンク:「ヒューマンアカデミーロボット教室」



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