エクセルでセルに入力可能な値を制限する
入力規則を設定することでセルに間違った値が入力されるのを防ぐ

みなさん、こんにちは!
今週に入り、気温も上昇。
すっかり春の陽気が漂う中、桜もちらほらと咲き始めている今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか?
春は、新年度も始まり新しいことを始めるのに良い季節。
パソコン教室スタディPCネット大分高城校にも新規入会や、教室への問合せが増えてきて、なんだか気分も上がり気味の今日この頃です。
そんなわけで、ちょいとばかり調子に乗り気味の私ではありますが、今週もサボらずにエクセル上達ワンポイント講座を配信させて頂こうと思いますので、よろしくお付き合いのほど宜しくお願い致します。
今週は、前々回「入力規則の設定1:指定範囲の整数しかセルに入力できないようにする」、前回「入力規則の設定2:セル参照で入力出来る値を制限する」に続き入力規則設定シリーズの第3弾。
予め作成しておりたリストを参照し、その中から入力する値を選択する方法についてお伝え致します。
エクセル上にドロップダウンリストを作成するこの方法は、いろんな入力フォーマットを作成する際に活用できる技なので是非使い方を覚えてくださいね。
①入力リストを作成したら、【データ】タブ→【データの入力規則】

リストを使って入力規則を作成するためには、まずは入力候補となるリストをエクセル上の任意の場所に作成しておきます。
- 予め入力候補のリストを作成。
- 次に【データ】タブをクリックして、表示されたボタンの中から【データの入力規則】ボタンをクリックします。
- すると【データの入力規則】ダイアログボックスが表示されます。
②【設定】→【リスト】を選択後、【元の値】をクリックしリストの範囲を選択

- 【データの入力規則】ダイアログボックスが開いたら【設定】タブが選択されていることを確認します(【設定】タブになっていない場合は【設定】タブをクリック)。
- 【入力値の種類】から【リスト】を選択します。
- 【元の値】をクリックして選択します。
- 入力候補リストの範囲を選択します。
- 【OK】をクリックします。
③入力規則設定を確認する

設定は上記②までで完了ですが、設定が正しくなされているのかを確認します。
- 入力規則を設定したセルに表示されている【▼】をクリックします。
- 設定したリストが表示されるので、目的のものを選択します。
- 選択した値がセルに入力されます。
今回の方法を使うことで、エクセルでドロップダウンリストを使った値の入力が出来るようになります。
何回か練習すれば使えるようになると思うので、ぜひ今回のワンポイント講座を参考にチャレンジしてみてくださいね。
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